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利山 LI-ZAN ウェブサイトへようこそ
■「利山 LI-ZAN」は川連漆器の工房です
利山は1957年に佐藤利雄(伝統工芸士認定)が創設し、以来、天然木と本漆を使い、一つ一つ手作りで独自の技法を用いて漆器を作り続ける工房です。
創設以来、多くの伝統工芸展等で受賞。また、二代目 佐藤公(伝統工芸士認定)も多数の展覧会に出展、多くの賞を受賞しております。
■確かな技術と歴史の「川連漆器」
川連漆器の工芸技術は年月を経て、より完璧なものに洗練されてきました。
2年から3年寝かされた原木は、熟練木地師によって形に挽かれ、本来の湾曲を止めるため、渋柿と生漆を直接塗る「地塗り」を数回繰り返します。これに「中塗り」「上塗り」と十行程にも及ぶ丁寧な塗りを施します。仕上げは「花塗り」と言われ、高度な技術を要する仕上げ方法です。
また、変則的かつ高度な技術を用いた「変り塗り」は利山ならではの特徴です。
ぜひ、本物を手にして、その歴史と完成度をお確かめください。
■SDGs
天然木、天然漆の漆器は究極のSDGsです。
天然木をくり抜き記事を製作し、天然漆と米粉・砥粉・地の粉・木屑などの天然素材で下地加工(天然のパテ)中塗り、上塗りも全て天然の漆で塗り上げます。
欠けたり、ヒビが入っても天然木の製品は修理が可能です。
廃棄する場合も、ダイオキシンも出ませんし、灰となって自然界に帰ります。